講座案内

東京漢方教育研究センター 2017年度 講座内容

漢方薬・生薬認定薬剤師の必須研修に認定されています(3単位)
認定薬剤師のその他の集合研修単位としても利用できます

当センターは、1993年(平成5年)に結成され、翌年春より漢方講座を開始、2017年度は24年目に入ります。引き続き、①漢方を学ぶ基礎の充実を目指した康治本傷寒論の解説及び漢方の初歩、生薬の解説、②応用面としての処方解説や、特別講座、症例報告等を充実すると共に、医療関連の講座を開催します(カリキュラムを参照)。概要は以下の通りです。
尚、今年度の講座会場は、専門学校 東京テクニカルカレッジ テラハウスです。

Ⅰ.漢方を学ぶ基礎講座
1 中川智代先生による漢方の古典「康治本傷寒論の解説」は、前年度の継続で7回シリーズ、漢方の基本を学びます。
2 漢方の初歩では、漢方の基礎は3年一区切りで学ぶための講座、本年度は1年目となります。漢方の歴史は、鈴木達彦先生の「中国医学の起源」、篠原宣先生の「六朝の医学」、外山博視先生の「隋唐の医学」があり、基礎として、惠木弘先生の「痛みと漢方(胸痛)」、黒田久子先生の「生薬の特性・四気五味」、中川智代先生の「陰陽虚実三才五行」、湯田康勝先生の「処方の特性と分類」、白根加代子先生の「温病」、笠井良純先生の「生薬と環境」石原タツ先生の「食養生」、松浦裕子先生の「気病と方剤」があります。
3 生薬の解説では、処方解説にでてくる生薬を中心に14種「防已、威霊仙、石血明、白僵蚕、石膏、決明子、何首烏、蝉退、竹茹、竹葉、夏枯草、枳実、枳殻、白芷」について学びます。佐橋佳郎先生による「生薬新情報」、吉本悟先生の「薬用植物と漢方」が補完します。

Ⅱ.漢方の応用を学ぶ講座
1 漢方の処方解説は、生薬の解説と連携させた8回で、「疎経活血湯」「抑肝散」「竹葉石膏湯」「七物降下湯」「当帰飲子」「温胆湯」「滋腎明目湯」「五積散」からなります。
2 漢方の臨床では、漢方治療という観点で、伊藤晴夫先生の「防風通聖散と一貫堂処方」、木村勇先生の「足・腰の老化と漢方」、庄子昇先生の「咳の漢方」、千田五月先生の「暑がりと冷え性」の4回、及び3回の「症例報告と解説」からなります。

Ⅲ.第23回日本漢方交流会一般公開特別講座「初学者のための漢方運用講座」(7月9日(日))
日本漢方交流会と共催。太田順康先生の漢方基礎理論「気血水」、「神経痛・リウマチ・関節炎に対する漢方処方の店頭応用」及び高橋宏和先生の漢方方剤学「附子剤と類方」です。
Ⅳ.2月の特別講座は福田一典先生の「がん治療と漢方」です。(2018年2月11日)
福田一典先生の紹介>資格:医師、医学博士 学歴:1978年熊本大学医学部卒業 職歴:
1978年熊本大学医学部付属病院外科研修医、1988年米国Vermont大学医学部 研究員 1992年株式会社ツムラ中央研究所部長、1995年国立がんセンター研究所がん予防研究部室長、1998年 岐阜大学医学部東洋医学講座助教授、2002年銀座東京クリニック開設 著書:癌予防のパラダイムシフト-現代西洋医学と東洋医学の接点-(医薬ジャーナル社1999年)、漢方がん治療のエビデンス(ルネッサンス・アイ2010年)、がんと戦わないで共存する方法(ルネッサンス・アイ2015年)他13図書