特別講義:「がん治療と漢方」(銀座東京クリニック 福田一典先生)

日時:平成30年2月11日(日)10:30~16:30
会場:専門学校 東京テクニカルカレッジ テラハウス
東京都中野区東中野4-2-3
参加費:一般 4000円  学生 1000円
当日の講座:
1.漢方の基礎「気病と方剤」     10:30~11:30  松浦 裕子 先生
2.処方解説「滋腎明目湯」      11:35~12:35  上田 光一 先生
3.康治本傷寒論解説47       13:45~14:50  中川 智代 先生
4.特別講義「がん治療と漢方」    15:00~16:30  福田 一典 先生
* 4講座受講で日本薬剤師研修センター 必須研修3単位を取得できます。
申込方法:
郵便振替にて参加費をお振込みの上、郵便振替払込請求書兼受領書も添付して、申込書と共に下記申込先にFAX又は郵送して下さい。

その際、振込み票の通信欄には、「2/11特別講座」とご記入ください。参加証とアクセス地図を送付します。
郵便振替:
口座加入者名:東京漢方教育研究センター
口座番号  :00140-4-765118
申込先:
〒252-0004 神奈川県座間市東原3-3-33 外山博視
FAX/TEL:046-256-3925
◎原則として、入金いただいた参加費の返却は致しません。
(講演要旨及び先生のプロフィールは次頁に)
<特別講義 「がん治療と漢方」の講演要旨>
銀座東京クリニック 福田 一典先生

西洋医学によるがん治療には、外科手術、放射線療法、化学療法ならびに免疫療法などがあり、今日のがん治療はこれらの方法を組み合わせて行われている。このうち、がん細胞を攻撃することを目的とする手術や放射線や抗がん剤は、がん細胞だけでなく正常な細胞や組織も傷つけるため、耐えがたい副作用により死期を早めたり、がんの再発を促進することもある。
免疫療法を受ける場合も、栄養の消化吸収や血液循環や新陳代謝など体の状態が悪いと免疫力を十分上げることができない。残念ながら、西洋医学には 抗がん力 (がんに対する抵抗力や治癒力)を高めるという考え方や有効な手段は無い。
体の栄養状態や体力を増強して、免疫力や抵抗力を高めることは、攻撃的治療の副作用を軽くするだけでなく、治療効果を高めることができる。
がんが進行して西洋医学で治療法がないと言われた場合でも、体に備わった抗がん力を引き出すことのできる漢方治療を活用すれば、がんの進行を抑えて延命することもできる。抗がん作用のある生薬を用いることにより、がん細胞の増殖を抑えたり、縮小させることも可能である。
このように、体に備わった抗がん力と天然薬物が持つ抗がん活性を活用して、生活の質を良好に保ちながら延命を図ることががんの漢方治療の目標になる。伝統的知識のみならず、科学的研究で新たに見つかった生薬の作用を漢方治療に反映させ、がんの病態の理解に基づいた漢方治療の考え方を解説する。

<福田 一典先生のプロフィール>
資格:医師、医学博士
学歴:1978年熊本大学医学部卒業
職歴:1978年熊本大学医学部付属病院外科研修医、1988年米国Vermont大学医学部 研究員 1992年株式会社ツムラ中央研究所部長、1995年国立がんセンター研究所がん予防研究部室長、1998年 岐阜大学医学部東洋医学講座助教授、2002年銀座東京クリニック開設
著書:癌予防のパラダイムシフト-現代西洋医学と東洋医学の接点-(医薬ジャーナル社1999年)
あぶない抗がんサプリメント(三一書房2008年)
漢方がん治療のエビデンス(ルネッサンス・アイ2010年)
がんに効く食事、がんを悪くする食事(彩図社2013年)
がんと戦わないで共存する方法(ルネッサンス・アイ2015年)
他11図書