7月の講座

日時 7月8日 10:30 ~ 16:50
場所 早稲田大學国際会議場3階第一会議室
日本漢方交流会公開講座

第27回初学者のための漢方運用講座
基礎理論「五臓の生理」、              太田順康
方剤学「半夏剤と類方」               高橋宏和
「鼻・咽・耳の諸症状に対する漢方処方の店頭応用」 太田順康

講師プロフィール及び講演要旨
<太田順康先生>
薬剤師・鍼灸師。社団法人日本漢方交流会・漢方認定師範(終身)。 (有)艸皇園太田薬局(昭和 39 年~)。
履歴:昭和 36 年岐阜薬科大学卒業。昭和 49 年中和理療専門学校卒業。平成 4 年岐阜 漢方研究会会長。平成 10 年岐阜薬科大学非常勤講師(漢方学)。
平成 15 年社団法人日本漢方交流会副理事長。平成 18 年東海漢方協議会会長。
専門:傷寒・金匱を中心にした古方。薬局製剤を中心にした漢方処方の店頭応用。 わかり易い漢方基礎理論(初心者向け)。
著書:漢方基礎理論・重要処方解説(東海漢方協議会 初心者テキスト)。 色々な病に対する漢方処方の店頭応用 1・2
くらしの薬草と漢方薬 -ハーブ・民間薬・生薬-
共著 水野瑞夫/太田順康 新日本法規出版(株) 2014年8月
【講演要旨】
五臓の生理
漢方医学独特の言葉は現代用語にない使い方が多く初学者の戸惑いの基になっています。
特に内臓の働きについて考えるとき、現代医学的解剖学から来る臓器の名称と、漢方で良
く使われる五臓の名称が同じで(例えば肝臓と肝、心臓と心、脾臓と脾、肺臓と肺、腎臓
と腎)あって混乱が起こります。西洋医学の肝臓(レバー)と漢方で云う肝(キモ)とは
同じ部分もありますが、違う部分もあり中々理解できないことがあります。
今回は漢方で云う五臓六腑について、わかりやすい言葉で基本的な考え方について解説し
ます。
鼻・咽・耳の諸症状に対する漢方処方の店頭応用 耳、咽喉、鼻の病気への対応も含めて、漢方処方の応用を、問診、望診、聞診上の留意
点を中心にお話します。
お客さんに満足していただける漢方処方の選び方をなるべく平易な言葉で判りやすく解説
します。
耳鳴り、難聴、耳閉塞感、咽喉痛、咽喉閉塞感、鼻炎、鼻閉、鼻血など

 

<高橋宏和先生>

薬剤師。京都漢方研究会理事・講師。 京都薬科大学非常勤講師(漢方医療薬学担当)。末広薬局
履歴:昭和 53 年徳島大学薬学部薬学科卒業。 昭和 53 年医療法人聖光園細野診療所勤務。 平成 3 年兵庫県明石市で末広薬局開局。
専門:細野流(浅田流)を中心にした折衷派。
【講演要旨】
「半夏」は、代表的な鎮咳・去痰・止嘔薬です。特に、痰飲が原因のさまざまな病態に応
用されます。今回は、半夏の用い方と、半夏を主薬とする基本処方の小半夏湯、二陳湯類
方について解説します。