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11月「日本漢方交流会第51回学術総会案内」

日本漢方交流会第51回学術総会案内
大会テーマ■「免疫と漢方」
【学会会期】 平成30年11月3日(土)~4日(日)
【会 場】  :東京有明医療大学(江東区有明2-9-1)

第一日目 平成30年11月3日(土)文化の日
11:30~
受付開始東京有明医療大学

12:30~13:40
市民公開講座『薬膳を探る~毎日の食生活に生かす~』
タムラ薬局 田村哲彦 先生

13:40~14:00
開会の挨拶
大会会長挨拶・日本漢方交流会会長 木村孟淳
理事長挨拶・日本漢方交流会理事長 吉本 悟
大会委員長挨拶・東京漢方教育研究センター会長 中川 智代

14:05~15:45 
会員発表
発表15分質問5分 (5名)

15:45~16:10
休 憩

16:10~17:30
特別講演
『演題 生薬新情報』
北里大学東洋医学総合研究所薬剤部
佐橋 佳郎 先生 

17:30~
懇親会場(サンルート有明)行き帰り送迎バスにて移動

18:30~20:30
懇親会

第二日目 平成30年11月4日(日)
8:40~
受付開始
東京有明医療大学

9:20~9:50
第51回 日本漢方交流会学術大会総会

9:50~10:00 
休 憩

10:00~11:00
特別講演
『漢方での免疫とは・・・私見』
艸皇園 太田薬局  太田順康先生

11:00~11:20
休 憩

11:20~12:30 
特別講演
『免疫疾患と漢方』
大野クリニック院長   大野修嗣 先生

12:30~13:20
昼食

13:20~14:20 
特別講演
『ニートの方々への漢方治療の可能性』
広中内科漢方専門クリニック 広中隆志 先生

14:20~14:30
休 憩

14:30~15:10
シンポジウム
症例をもとにした免疫疾患』
<シンポジスト>  
大野クリニック院長   大野修嗣 先生       
広中内科漢方専門クリニック 広中隆志 先生
艸皇園 太田薬局    太田順康 先生
コーディネーター    湯田康勝

15:10~15:20
休 憩

15:20~16:20
会員発表(3名)

16:20~
次年度開催地挨拶
閉会の挨拶

*本大会に出席された方は、(公財)日本薬剤師研修センターの漢方・生薬認定薬剤師制度における更新
必須研修単位を取得出来ます。 (1日のみの参加で3単位・2日間の参加で6単位)

市民講座 薬膳を探る~毎日の食生活に生かす~
タムラ薬局 田村哲彦
漢方では食物であっても薬物であっても、口から入るものは全て、身体に対して何らかの作用を発揮すると考えます。バランスの良い食材は健康に、偏った食材は病気へと身体を導きます。体調に応じた食材選びや料理法を意識させるために「薬膳」という言葉が、近年中国で造られました。薬膳を実践するためには、漢方の高度な知識と料理の知識が必要であり、さらに「治未病」の観点が不可欠になります。

特別講演 生薬新情報
北里大学東洋医学総合研究所薬剤部 佐橋佳郎
(1)主な中国産生薬の2003年から2017年度までの輸入価格の動向
(2)新産地情報:蘇葉、生姜・乾姜、麦門冬、附子、大黄等
(3)中国国内で品質重視・管理徹底の生薬の出現:広東省深圳市に現れたチェーン化中医医院「和順堂」
等を紹介する。
特別講演 漢方での免疫とは…私見

艸皇園 太田薬局  太田順康
漢方的には免疫とは何かを榮衛、五臓の氣、陽気など外邪に立ち向かうものと考えて、症例を交えながら、免疫力の増強、減少について私なりの考えを述べます。妄言かもしれません。
特別講演 免疫疾患と漢方
大野クリニック 大野修嗣

膠原病は免疫異常から発症する代表的免疫疾患である。膠原病は病理学的には自己免疫疾患であり、臨床的には原因不明の炎症性疾患である。現在、遺伝子的解析等、原因解明が精力的に進んでいるが、今なお原因不明の全身性疾患と言わざるを得ない。1947年に副腎皮質ステロイド薬の治療が始められ、予後の改善は見るべきものがあるが、治療方法が完結しているとは言い難い。
一方、漢方は西洋医学的な原因が不明な病態にも対応でき、膠原病に付随する様々な症状に対する治療方法をもち、さらにステロイドとの併用で効果を高め、副作用を防止する。膠原病治療に当って漢方が如何に働き、どのように役立つのかを実例を中心に考えてみたい。

特別講演 ニートの方々への漢方治療の可能性
広中内科漢方専門クリニック 広中隆志

「昨今当院の日常診療において、社会人は出社できない、学生は登校できない、いわゆるニートの方々が多くなってきている。これは現在のわが国の社会現象でもあり、このままこの傾向が続けば、本人、ご家族の不幸はもとより、国家の国力の低下も招きかねない。
この原因が、脳の神経細胞のある部分が元々欠損しているのか、成長期に発達しなかったのか、はたまた損傷を受けたか・・・。で、それらの機能を回復させる力が人間に備わっているのか、そしてその回復をバックアップする処方が漢方にあるのかを問うてみた。そこで「傷寒論」「金匱要略」を見渡し治療につながる可能性のある処方を分析し、漢方治療の可能性を探ってみた。」

学会参加費
当日参加登録
会員 日本漢方交流会・生薬学会会員 10,000円
会員外 上記会員外         12,000円
学生   1,000円

※会員の区分について
   九州漢方研究会・京都漢方研究会・近畿鍼灸漢方研究会・熊本漢方研究会
   東海漢方協議会・東京漢方教育研究センター・徳島和漢薬研究会
   日中医薬研究会(関東支部)・広島漢方研究会

※学生の区分について
   すべての学生が対象となります。