2017年2月の講座

2月の講座
[東京漢方教育研究センター主催の一般公開・特別講座のご案内]

特別講義:「自己免疫疾患と漢方」(大野クリニック 大野修嗣先生)
日時:平成29年2月19日(日)10:30~16:30
会場:早稲田大学国際会議場 第一会議室
東京都新宿区西早稲田1-20-14
参加費:一般 4000円  学生 1000円
当日の講座:
1.漢方の基礎「腎の病と方剤」    10:30~11:30  松浦 裕子 先生
2.処方解説「柴葛解肌湯」      11:35~12:35  上田 光一 先生
3.康治本傷寒論解説40       13:45~14:50  中川 智代 先生
4.特別講義「自己免疫疾患と漢方」   15:00~16:30  大野 修嗣 先生

<特別講義 「自己免疫疾患と漢方」の講演要旨>
大野クリニック 大野修嗣先生

免疫自己寛容の確立・維持の破綻によって発症する疾患を自己免疫疾患という。その代表的疾患が膠原病であり、発症機構の解明は依然として免疫学の中心的研究課題の1つである。1947年に始まるステロイド薬の治療によってその治療方法は格段の進歩を遂げてきたが、なお現在まで治療において根本的解決をみていない。漢方薬の果たす役割は大きく、東西両医学の利点を的確に把握して、補完的に融合していくことが有力な治療手段となる。
抗SS-A抗体の出現など自己免疫疾患の特徴を有しているシェーグレン症候群(SjS)の主症状は目・口の乾燥症状であり、慈潤作用を有する漢方薬で症状が緩和される。その他、強皮症、混合性結合織病、高安動脈炎などに対する漢方治療をご紹介し、漢方薬がどんな役割を果たしているのかを考える。また膠原病の代表的疾患である全身性エリテマトーデスに対するステロイド薬と漢方薬の併用効果を示し、その漢方医学的考察を試みる。さらに漢方薬の免疫担当細胞への作用の一端をご紹介する。ステロイド薬の治療によって如何なる漢方医学的病態が出現するかにも言及する。
最後に、拙院で治療しているSjSを除いた156名の膠原病患者さんの治療方法を概観すると、西洋薬単独44例(28.2%)、漢方薬単独44例(28.2%)、西洋薬と漢方薬の併用療法68例(43.6%)であった。

<大野修嗣先生のプロフィール>
資格:医師、薬剤師、医学博士、漢方専門医・指導医、認定内科医
リウマチ専門医、アレルギー専門医
学歴:1973年 明治薬科大学製薬学科卒業
1980年 埼玉医科大学医学部卒業 同大学病院にて内科研修
1990年 医学博士取得
職歴:1993年 埼玉医科大学第2内科講師、1996年 大野クリニック 院長
漢方歴:1987年 埼玉医科大学東洋外来
1990年~1991年 中華人民共和国 山西省人民医院中医科
2001年6月~2005年5月 日本東洋医学会副会長
2005年6月~国際東洋医学会理事、2015年5月~日本東洋医学会監事
著書:狭心症・心筋梗塞の中医学的治療(朝日出版)
膠原病・免疫疾患‐漢方治療マニュアル(現代出版プランニング)
漢方学舎・白熱教室 入門篇(源草社)
共著:入門漢方医学(社団法人日本東洋医学会)、漢方治療指針(緑書房)、読む総合病院(NHK出版)、皮膚科における漢方治療の現況(協和企画通信)

 

申込方法:

郵便振替にて参加費をお振込みの上、郵便振替払込請求書兼受領書も添付して、申込書と共に下記申込先にFAX又は郵送して下さい。その際、振込み票の通信欄には、「2/19特別講座」とご記入ください。参加証とアクセス案内を送付します。

郵便振替:

口座加入者名:東京漢方教育研究センター

口座番号  :00140-4-765118

申込先:

252-0004 神奈川県座間市東原3-3-33 外山博視

FAX/TEL:046-256-3925 

(講演要旨及び先生のプロフィールは次頁に)

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参加申込書

平成29219()開催の東京漢方教育研究センターの特別講座」に参加申し込みます。

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<特別講義 「自己免疫疾患と漢方」の講演要旨>

大野クリニック 大野修嗣先生

2017年1月の講座

1月の講座

日時 1月15日
場所 早稲田大学国際会議場 3階 第三会議室
10:30-11:30 歴史9 江戸末期・明治時代   篠原 宣
11:35-12:25 杜仲・続断       ウチダ和漢薬 大坪 素子
13:10-14:10 大防風湯           外山 博視
14:20-15:20 症例報告と解説         布山 満・二宮理摩
15:35-16:55 問診           中川 智代